栃木県医師会塩原温泉病院-県北総合リハビリテーションセンター-

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当院における研究活動のご案内

 私たちは、高度・先進的なリハビリテーションや、病棟でのアクティビティ向上を目指して組織的に研究に取り組んでいます。


臨床研究チーム(班)紹介


ニューロリハビリテーション研究チーム


ロボットスーツHAL®チーム
ロボットスーツHALチーム

 HAL(Hybrid AssistiveLimb)®とは、体に装着することによって、身体機能を補助・増幅・拡張することができる世界初のサイボーグ型ロボットです。

 人が筋肉を動かそうとしたとき、脳から運動ニューロンを介して筋肉に神経信号が伝わり、筋骨格系が動作しますが、その際に、微弱な生体電位信号が皮膚表面に漏れ出してきます。

 HAL®は、装着者の皮膚表面に貼り付けられたセンサでこの信号を読み取り、その信号を基にパワーユニットを制御して、装着者の筋肉の動きと一体的に関節を動かします。

 これによって動作支援が可能になります。

 当院では平成23年12月よりロボットスーツHAL®を導入しました(栃木県内では初)。

 HAL®研究班のメンバーを中心に臨床で利用しています。


電気刺激(IVES)研究チーム
電気刺激装置IVES(アイビス)

 IVES(随意運動介助型電気刺激装置:Integrated Volitional control ElectricalStimulator)を脳卒中片麻痺上肢/下肢を主な対象とした治療を行なっています。

 IVESの特徴として運動時の筋電を感知し信号電流の程度に応じて低周波電気刺激を出力し随意的な筋活動を促通訓練しています。

 随意的な上肢/下肢のコントロールを訓練することで脳神経回路の再構築が期待されます。

 近年は新たなリハビリとして有用性が報告されています。

 平成25年は30症例以上に治療を行ない研究活動も継続しています。


温泉研究チーム

 運動浴や足湯を使用した研究を行っています。

 第78回日本温泉気候物理学会総会にて「足湯内での足趾運動が身体バランスに与える影響」、「温泉運動浴でのストレッチがバランス能力に及ぼす即時的効果の検討」のテーマで発表しました。

 また、平成26年度の国際学会(ISMH)では
「Long-term Effects of Repeated Hot Spring Aquatic Exercise Combined with Physical Therapy on Muscle Strength and Endurance of Patients」、
「Long-term Effects of Repeated Hot Spring Aquatic Exercise Combined with Physical therapy on Balance Ability of Patients」
のテーマで発表しました。

 今後も運動浴、足湯を利用したリハビリテーションのエビデンスを積み重ね、塩原温泉病院オリジナルの運動療法を作りたいと思います。

平成26年度の国際学会(ISMH) 平成26年度の国際学会(ISMH)

回復期リハビリテーション・病棟研究チーム

 リハビリテーション場面の臨床に直結するものや当院の回復期病棟での取り組みを主なテーマとして設定し、研究を行なっています。

 主なテーマは「転倒転落事故報告書の書式検討」、「当院より自宅退院した患者の退院後の状況調査」、「余暇活動が身体動作に与える影響」、このほか、画面に触れて操作が出来るパソコンやタブレット端末を用いて、通常の検査が実施困難な患者の認知機能を評価するシステムや、嚥下調整食の評価や嚥下機能評価の研究や病棟での嚥下チームの活動にも取り組んでいます。

 今後も当院の回復期病棟での取り組みに客観的効果を見出し、リハビリテーションの質を向上させるためにも多職種で研究を進めていきます。


研究活動実績


2018年度
学会・投稿誌 日程 演題・論文名 筆頭演者 
・著者
回復期リハビリテーション病棟協会・第33回研究大会 2019/2/21~22 描線能力の低下によりTrail Making Testは実施困難だが、タブレット版Trail Making Testでは実施可能だった症例の考察 古牧典之
回復期リハビリテーション病棟協会・第33回研究大会 2019/2/21~22 嚥下機能の継時的変化を嚥下音持続時間で捉える 大谷友希
第83回日本温泉気候物理医学会総会・学術集会 2018/5/19~20 当院入院患者における、水中運動で自主訓練・個別指導が股関節外転筋力向上に与える影響 小川貴大
第83回日本温泉気候物理医学会総会・学術集会 2018/5/19~20 水中運動によって、立ち上がり動作が改善した症例 田中祈
第37回関東甲信越ブロック理学療法士学会 2018/9/29~30 左半側空間無視,Pusher症状を伴う症例に対して,早期から歩行練習を開始し,FIMの向上がみられた症例 平野新治朗
第5回日本地域理学療法学会学術大会 2018/12/8~9 栃木県那須塩原市における介護予防体操の効果 -男女間、年齢での比較- 渡部均
第7回日本脳神経HAL研究会 2019/2/23 HAL®自立支援用(単関節タイプ)による階段動作への介入 ~神経伝導検査も踏まえて~ 石川敦啓
第9回栃木県作業療法学会 2018/11/18 作業形態に着目して活動する動機付けが高まった事例 ~過去に経験した作業を通して~ 田代涼
2017年度
学会・投稿誌 日程 演題・論文名 筆頭演者 
・著者
第82回日本温泉気候物理医学会総会・学術集会 2017/6/24~25 脳卒中片麻痺患者における粘性抵抗を中心に構成した水中運動の下肢筋力に対する効果 海老原知恵
第82回日本温泉気候物理医学会総会・学術集会 2017/6/24~25 水中運動と通常の運動療法の繰り返しが骨格筋量とサルコペニアの予防と改善に与える影響 沼尾真誉
リハビリテーション・ケア合同研究大会・久留米2017 2017/10/19~21 Trail Making Testとタブレット版Trail Making Testの所要時間の比較・検討 丸本菜美子
リハビリテーション・ケア合同研究大会・久留米2017 2017/10/19~21 視覚的フィードバックを用いた脳卒中感覚障害患者に対するHAL介入効果の検討 鈴木優希
リハビリテーション・ケア合同研究大会・久留米2017 2017/10/19~21 脊髄損傷者に対する随意運動介助型電気刺激装置(IVES)の有用性の検討 田代涼
第8回栃木県作業療法学会 2017/11/25 末梢神経障害に対するIVESの使用と変化 菊地厚志
第8回栃木県作業療法学会 2017/11/25 園芸が拠り所となることで記述に変化がみられた一事例 棟形茂
第21回栃木県理学療法士会学術大会 2017/12/10 骨盤傾斜角の違いによる四つ這い腹部引き込み運動時の腹横筋活動 ~超音波画像診断装置を用いての検討~ 水上憲昭
第21回栃木県理学療法士会学術大会 2017/12/10 入院患者に対し水中運動療法で股関節外転筋力の向上における介入・指導方法の検討 ~個別指導と集団体操についての検討~ 平野新治朗
第21回栃木県理学療法士会学術大会 2017/12/10 ギランバレー症候群に対するアプローチにてADLの向上が認められた症例 ~HAL自立支援用単関節タイプを用いて~ 石川敦啓
第21回栃木県理学療法士会学術大会 2017/12/10 重度脳血管障害患者に対して積極的な長下肢装具歩行練習によりADLが改善した症例 貴田農士
回復期リハビリテーション病棟協会・第31回研究大会 2018/2/2~3 当院入院患者の退院後ADL変化の追跡調査 横尾梢
回復期リハビリテーション病棟協会・第31回研究大会 2018/2/2~3 咽喉マイクを用いた嚥下音聴取の再現性について 加藤らいと
2016年度
学会・投稿誌 日程 演題・論文名 筆頭演者 
・著者
第81回日本温泉気候物理医学会総会・学術集会 2016/5/14~15 水中での水平方向運動における即時効果の検討 今泉優
リハビリテーション・ケア合同研究大会・茨城2016 2016/10/27~29 HAL使用前に振動刺激を用いたことで立ち上がり動作が改善した症例 山本志織
リハビリテーション・ケア合同研究大会・茨城2016 2016/10/27~29 当院におけるロボットスーツHALの運用方法の検討 水上憲昭
リハビリテーション・ケア合同研究大会・茨城2016 2016/10/27~29 半側空間無視患者における麻痺側上肢への気づき -IVESを用いた起き上がり動作への介入- 菊地厚志
リハビリテーション・ケア合同研究大会・茨城2016 2016/10/27~29 Trail Making Testは300秒を越え評価困難だったが、タッチパネル版Trail Making Testでは評価可能だった2症例の考察 黒澤一喜
リハビリテーション・ケア合同研究大会・茨城2016 2016/10/27~29 当院入院患者の退院後ADL変化の追跡調査 駒宮里香
リハビリテーション・ケア合同研究大会・茨城2016 2016/10/27~29 当院における転倒による大腿骨頸部骨折患者の傾向 吉本紘平
リハビリテーション・ケア合同研究大会・茨城2016 2016/10/27~29 回復期病棟における転倒により大腿骨頚部骨折を呈した要因の検討 ―ヒッププロテクター導入を効率的に行う評価法作成に向けて― 石原忠
第7回栃木県作業療法学会 2016/11/27 遂行機能障害を呈した症例に対するアプローチ ~家事動作獲得に向けた介入~ 砂押亜利紗
第7回栃木県作業療法学会 2016/11/27 小さな成功体験を積み重ねることでモチベーションが向上し、ADLの介助量が軽減した症例 上林佳苗
第7回栃木県作業療法学会 2016/11/27 当院作業療法士を対象としたIVESに関するアンケート調査 ~HALアンケートとの比較から得られた傾向~ 小堀綾佳
第7回栃木県作業療法学会 2016/11/27 当院作業療法士を対象としたIVESに関するアンケート調査 ~課題と傾向~ 田代涼
第11回北京国際リハビリテーションフォーラム 2016/12/2~4 脳卒中で麻痺した手の新しい治療法 随意運動介助型電気刺激装置(IVES)の実践報告 関哲史
第20回栃木県理学療法士会学術大会 2016/12/4 マルチタスクの運動療法で注意機能障害が即時効果において改善した2症例 貴田農士
第20回栃木県理学療法士会学術大会 2016/12/4 金銭的負担に配慮して自宅改修をした症例 茅野世佳
第20回栃木県理学療法士会学術大会 2016/12/4 移乗動作介助量軽減を目指した右視床出血後に重度左片麻痺を呈した症例
 プッシャー現象と重度麻痺による膝折れに対する介入・アプローチ
平野新治朗
第20回栃木県理学療法士会学術大会 2016/12/4 被殻出血による筋緊張の亢進に対するニューロリハビリテーション ~HAL自立支援用(単関節タイプ)を用い歩行能力の改善がみられた症例~ 水上憲昭
第20回栃木県理学療法士会学術大会 2016/12/4 非麻痺側に対するアプローチにて起立動作改善を認めた症例 ~HAL自立支援用単関節タイプを用いて~ 石川敦啓
第20回栃木県理学療法士会学術大会 2016/12/4 健常男性における温泉水中運動療法の下肢筋力,持久力,柔軟性に対する効果の検討 坂口裕介
2014年度
学会・投稿誌 日程 演題・論文名 筆頭演者 
・著者
39th World Congress of International Society of Medical Hydrology and Climatology(ISMH国際学会) 2014/5/11~14 Long-term Effects of Repeated Hot Spring Aquatic Exercise Combined with Physical Therapy on Muscle Strength and Endurance of Patients. 坂口裕介
39th World Congress of International Society of Medical Hydrology and Climatology(ISMH国際学会) 2014/5/11~14 Long-term Effects of Repeated Hot Spring Aquatic Exercise Combined with Physical Therapy on Balance Ability of Patients. 佐野陽
リハビリテーション・ケア合同研究大会・長崎2014 2014/11/6~8 HAL介入効果が期待できる症例の特徴 ~当院での運用からの検討~ 大橋史弥
リハビリテーション・ケア合同研究大会・長崎2014 2014/11/6~8 転倒予測と予防策に繋がる転倒・転落事故報告書の検討 ~第2報 作成した書式を運用して~ 小牧佳澄
回復期リハビリテーション病棟協会・第25回研究大会 2015/2/27~28 当院の回復期リハビリテーション病棟患者の退院後日常生活活動変化の追跡調査 君島祐太
回復期リハビリテーション病棟協会・第25回研究大会 2015/2/27~28 随意運動介助型電気刺激装置による介入が高次脳機能障害に影響を与えた一例 関哲史
第18回栃木県理学療法士会学術大会 2015/3/15 意欲低下傾向の症例に対する足浴の有効性 ~アパシー傾向に対する動機づけ~ 相馬亜弥
2013年度
学会・投稿誌 日程 演題・論文名 筆頭演者 
・著者
第78回日本温泉気候物理医学会総会・学術集会 2013/5/24~25 足浴中の足趾運動がバランス能力にもたらす影響 石原聡子
第78回日本温泉気候物理医学会総会・学術集会 2013/5/24~25 温泉運動浴でのストレッチがバランス能力に及ぼす即時的効果の検討 渡邊晃利
日本臨床医療福祉学会 2013/8/30~31 ロボットスーツHALを利用した運動療法により歩行能力の改善が見られた1症例 石川結賀
リハビリテーション・ケア合同研究大会・千葉2013 2013/11/22~23 維持期の右片麻痺患者に対するHAL 介入の報告 足立敦啓
リハビリテーション・ケア合同研究大会・千葉2013 2013/11/22~23 随意介助型電気刺激装置の有用性 ―予備的検討― 関哲史
リハビリテーション・ケア合同研究大会・千葉2013 2013/11/22~23 転倒予測と予防策につながる 転倒・転落事故報告書の検討 藤咲祐子
リハビリテーション・ケア合同研究大会・千葉2013 2013/11/22~23 タッチパネル版Trail Making Test の有効性について 池澤彩香
第4回栃木県作業療法学会 2013/11/24 慢性期脳卒中片麻痺患者に対してwiiを用いた介入により
機能面、能力面に向上を認めた一症例
車井元樹
回復期リハビリテーション病棟協会・第29回研究大会 2014/2/7~8 外部アシストモードを使用し麻痺側上肢によるADLでの使用に改善が認められた1症例 鶴田絵美
回復期リハビリテーション病棟協会・第29回研究大会 2014/2/7~8 当院の回復期リハビリテーション病棟患者の退院後日常生活活動変化の追跡調査 君島祐太
第17回栃木県理学療法士会学術大会 2014/3/23 回復期リハビリでの興味のある余暇活動が身体機能と自発性に及ぼす影響 高久晋
理学療法科学,28,(5)   Forward Accelerated Step Test における測定信頼性の検討 冨永琢也
理学療法科学,28,(5)   地域在住中高年者のロコモティブシンドロームと Quality Of Life の関連 海老原知恵
2012年度
学会・投稿誌 日程 演題・論文名 筆頭演者 
・著者
第77回日本温泉気候物理医学会総会・学術集会 2012/6/8~6/9 温泉利用水中運動でのバランス能力に影響を及ぼす水深の違い等、諸要素の検討 堀川剛
リハビリテーション・ケア合同研究大会・札幌2012 2012/10/11~13 ADLにおける365日リハビリテーション導入効果の検証 秋澤大助
リハビリテーション・ケア合同研究大会・札幌2012 2012/10/11~13 当院における更衣動作に対する取り組みについて 井上瑛子
リハビリテーション・ケア合同研究大会・札幌2012 2012/10/11~13 当院の回復期リハビリテーション病棟患者の退院後日常生活活動変化の特徴と関連因子 小林朋美
リハビリテーション・ケア合同研究大会・札幌2012 2012/10/11~13 栃木県北部地域における摂食嚥下連携システム構築の試み(第一報) ―食形態・名称の調査― 長島征大
理学療法とちぎ Vol.3   温泉運動浴がもたらす主観的効果の検討 蒲澤寿明
理学療法とちぎ Vol.3   温泉運動浴が脳血管疾患患者に及ぼす即時的効果の検討 坂口裕介

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