栃木県医師会塩原温泉病院-県北総合リハビリテーションセンター-

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病院コラムのご案内

脳梗塞回復期患者における塩釜温泉の気泡浴と運動浴を利用したリハビリ療法のADLに対する効果の比較検討

渡邉直人1)2)、森山俊男1)、菊地和博1)、増渕正昭1)
栃木県医師会温泉研究所付属塩原病院1)、獨協医大呼吸器・アレルギー内科2)

Comparison of the effect of bubble bath and under water exercise on rehabilitation using Shiogama hot spring for ADL in the convalescent stage of cerebral infarction

Tochigi-ken medical association Balneology institute Shiobara hospital and Department of Medicine and Clinical Immunology Dokkyo University School of Medicine Naoto WATANABE et al.

目的/対象/方法)
 前述の対象82名のうち週3回の気泡浴を行っていた52名と週4回のプールによる運動浴を行っていた30名に分けて、同様に入院時と入院3ヶ月後のADL評価をFIMの運動項目に基づき比較検討した。
結果)
 気泡浴、運動浴の順に示すと、食事5.31→5.88、6.24→6.25、整容4.2→5.33、6.19→6.67、清式2.09→2.64、3.14→4.1、更衣上2.36→3.72、4.38→5.52、更衣下2.09→3.2、3.9→5.43、トイレ動作2.68→3.68、4.38→6.24、排尿3.35→3.42、4.86→5.43、排便3.25→4.59、6.1→6.57、移乗としてベッド・椅子・車椅子3.56→4.66、5.24→6.43、トイレ3.09→4.57、5→6.29、風呂・シャワー2.49→3.08、3.38→4.38、移動は歩行1.93→2.82、2.5→4.4、車椅子3.77→5.11、5.56→6.33へ改善が認められた。気泡浴群と運動浴群では入院時の評価は運動浴群の方が高かったが改善の度合いは気泡浴群の方が高かった。いずれもFIM 評価は改善した。
考察)
 脳梗塞回復期患者のリハビリ治療に気泡浴と運動浴のいずれを利用してもFIMを指標とした所ADL向上に有効性が示唆された。

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